脳内ライブラリアン

脳内ライブラリアン

医療、統計、哲学、育児・教育、音楽など、学んだことを深めて還元するために。

MENU

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ソーシャル物理学 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学』 アレックス・ペントランド著

データ解析について色々ネットで調べていたときに たまたま紹介されていた本ですが面白かったので紹介します。 題名は 『ソーシャル物理学 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学』 文庫 ソーシャル物理学: 「良いアイデアはいかに広がるか」の新し…

現代数理統計学の基礎 6章 問11-1

二項分布における不偏推定量と最尤推定量の問題ですね。 Bin(n,p)のpの推定は簡単ですが 今回の問題はθ=p(1-p)について。 p2乗が出る分若干計算が要ります。 まず対数尤度は これをpについて解くと最尤推定量が求まります。 よって求めたいθはp122<MLEの不…

現代数理統計学の基礎 6章 問10-3

引き続き問10から(3) σとμの不偏推定量を求める問題。 不偏推定量とは を満たす推定量のことでした。 (2)より2T/σがχ2乗分布に従うことが わかったので となります。Tの部分を代入して解とします。 μについては同様に(2)の結果を用いて でした。Uの部分に代…

現代数理統計学の基礎 6章 問10-2

気を取り直して引き続き6章の問10(2)。 これがなかなか面倒くさい問題ですね。まずは同時確率密度関数で式を表します。p.104より順序統計量の同時確率密度関数はn!×それぞれの確率密度関数の積なので となります。ここで問題に合わせて変数変換します。 X=の…

はてなブログでLatexを使用する際のありがちなエラーまとめ【随時更新】

Latex使い始めたはいいですが、きちんと本で学ぶわけでもなく はてなブログは一部記載方法が特殊なようなので とにかくひっかかってます。 どこがいけないのか探すのも少しずつなので これがとにかく時間かかる、、、。 というわけで今まで自分が引っかかっ…

現代数理統計学の基礎 6章 問10-1

頑張ってLatex使って書いてみよう、という気持ちで問10。 指数分布の問題。 まず(1)、μとσの2つの母数に関しての十分統計量の問題。 定義関数を用いつつ、同時確率密度関数を出します。 あとからU=X(1)をくくりだすために一旦式の中に作り出します。 これを…

現代数理統計学の基礎 6章 問9

今まで手書きの汚い数式を晒してきたのですが 今後色々まとめなおしたりする時に 何だかんだでPCで数式を書けるようにする必要があることを と思い直しまして。 結局スキャナでメモを読み取るのも面倒くさいのと 計算手書きでするときに書き間違えを気にしな…

ユヴァル・ノア・ハラリ大先生の3部作を読んで

通勤中にオーディオブックを聴いているのですが 数年前に買った「サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ著」 にかなりはまりまして 何度か聞きこんだあと、続編「ホモ・デウス」続々編「21 lessons」と 出るたびに即買いしてました。 最近「21 lessons」ま…

現代数理統計学の基礎 6章 問8

最近コロナコロナと言いすぎたので また引き続き統計学の続きを。 次もベイズ法による事前分布・事後分布の問題。 まずは(1) 本文p124の最下段に記載ありますが 事後分布による推測は十分統計量がわかればよいので まずポアソン分布の十分統計量を考えます。…

コロナウイルスPCR検査の保険適用に向けて

Yahoo newsの記事コメント欄をみていて 不安になったので書きます。 headlines.yahoo.co.jp 本日からコロナウイルスのPCR検査が保険適用になるということですが このニュースに書いてある通り 保健所にまず連絡→受診機関の案内→検査 という流れは変わらない…

台湾はどのようにコロナウイルスを抑え込んだか【JAMA論文】

3/3のJAMAにて、台湾のコロナウイルス対応の論文(view point)が 出ていたので読みました。 コロナ関連はJAMA, Lancet, NEJMなどいずれの有名医学雑誌も すべて無料で読めるのが有難いですね。 最近のニュース記事によると 徐々に感染者は増えつつあるようで…

COVID-19の終息をシミュレーションした論文

COVID-19は果たして終息するのか。 それをシミュレーションしたLancetの論文を読みました。 シミュレーションの方法について シミュレーションの結果は で、実際どうなりそうか? 今後の方向性に望むこと シミュレーションの方法について 3日前のLancetより …

現代数理統計学の基礎 6章 問7

問7はベイズ推論を用いた問題です。 ベイズの定理を用いてpの事後分布を考えていきます。 「現代数理統計学の基礎」を読んでいても ベイズの定理のイメージについて、さっぱりわからなかったので 追加でこちらを読みました。 図が多くわかりやすいのでお勧め…

現代数理統計学の基礎 6章 問6

引き続き6章。 問題数が多いのでこんなペースで今年度の統計検定間に合うのかなと 思っていましたが、次章からは問題数が減ってくるので 何とかなるかもしれません。 統計応用の勉強まで周るかどうかが不明ですが、、、。 では問6。 まずは指数型分布族の期…