脳内ライブラリアン

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医療、健康、統計、哲学、育児・教育、音楽など、学んだことを深めて還元するために。

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哲学・ライフスタイル

J.S.ミルと自由について⑤

J.S.ミルが「自由」を重視し続けた理由の続きと他者危害原則とはどこまでを危害と捉えるべきなのかについて書きます。 前回記事はこちら J.S.ミルと自由について① - 脳内ライブラリアン J.S.ミルと自由について② - 脳内ライブラリアン J.S.ミルと自由につい…

J.S.ミルと自由について④

J.S.ミルが『自由論』で最も主張したかった他者危害原則について、まず簡単に触れて書いていきます。功利主義と自由の重要性の関連について少し書きます。 前回記事はこちら J.S.ミルと自由について① - 脳内ライブラリアン J.S.ミルと自由について② - 脳内ラ…

J.S.ミルと自由について③

J.S.ミルが自由をなぜ重視したのか、その根底にある「功利主義」について書きます。 前回記事はこちら J.S.ミルと自由について① - 脳内ライブラリアン J.S.ミルと自由について② - 脳内ライブラリアン 目次: 功利主義とは 質的功利主義<ベンサムとミルの違…

J.S.ミルと自由について②

前回に引き続き、ミルの人物像について書いていきます。今回は父親と同様にミルにとって大きな存在である、ハリエット・テーラーについてです。 前回記事はこちら J.S.ミルと自由について① - 脳内ライブラリアン J.S.ミルとハリエット・テーラー 24歳で出会…

J.S.ミルと自由について①

ただの素人が書く哲学者シリーズ。 前回書いたとおりジョン・スチュアート・ミルについて今回は調べてみました。 J.S.ミルというとどんなイメージでしょうか。とりあえず知っているのは「自由論」を書いていて何だか自由について重要性を主張していたこと、…

世界史というよりは貨幣の”多面的”な歴史「貨幣の『新』世界史」

今日は書評です。普段本はkindleか、hontoなどの電子書籍で買っているのですが、経済関連の本を色々買っていたら、hontoからお勧めされたのがこの一冊。 貨幣の「新」世界史──ハンムラビ法典からビットコインまで (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者:カ…

”仕事に追われる”のではなく”仕事を追う”ようになる本「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

仕事を締め切りに間に合わせる、って単純な目標ですが意外とうまくいかないことも多いです。時間の節約術を説いた本は数多くありますが、シンプルな方法でお勧めしたいのはこの一冊です。 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である 作…

WEB・ブログのアクセス数を上げるライティング本「沈黙のwebライティング」

自分が勉強したことのうち、ネットにあまりまとめられていないこと、専門的過ぎて説明がわかりにくいものを少しずつ記事にして、自分の記憶への定着を進めるかつ、人の役に立てば、というのが当ブログの主旨のつもりでやっております。 そんな当ブログも最近…

瞑想アプリ「headspace」を30日間継続でき、、、なかった話

以前紹介した瞑想アプリ「headspace」ですが結局30日継続できなかった、、、というお話です。いわゆるマインドフルネスを自力でやるのをサポートしてくれるアプリなのですが、とりあえずの使用してみた実感となぜ継続できなかったかを書きます。 medibook.ha…

イマヌエル・カントの思想④

前回までの記事はこちら イマヌエル・カントの思想① - 脳内ライブラリアン イマヌエル・カントの思想② - 脳内ライブラリアン イマヌエル・カントの思想③ - 脳内ライブラリアン 具体的な事例を通じて定言命法についてみてみようと思います。 尊敬の念を抱かざ…

イマヌエル・カントの思想③

前回までの記事はこちら イマヌエル・カントの思想① - 脳内ライブラリアン イマヌエル・カントの思想② - 脳内ライブラリアン 前回までの記事でカントが「理性」が矛盾を起こすさまをアンチノミーを用いて説明しました。つまり、「理性」は空間・時間の概念を…

イマヌエル・カントの思想②

前回に続いてイマヌエル・カントについて。「カント入門 石川文康著」を中心に要約します。 前回記事はこちら イマヌエル・カントの思想① - 脳内ライブラリアン カントってどんな人 カントは1724年生まれ、前回みていたアダム・スミスとちょうど1歳違いです…

イマヌエル・カントの思想①

哲学について素人が学んでみるシリーズです。 さて、前回アダム・スミスについて学んでみましたが、次は同時代ながら関連はあまりないカントについて本を読んでまとめてみます。 カントについて高校時代の知識で学んだことと言えば、「定言命法(条件付きでは…

アダム・スミスの「道徳感情論」②

前回までの記事はこちら アダム・スミスはいつ生まれてどんな人だったか? - 脳内ライブラリアン アダム・スミスの「道徳感情論」① - 脳内ライブラリアン 今回の記事では道徳感情論の話と これが見えざる手と何の関連してくるの?という話を書きます。 前回…

アダム・スミスの「道徳感情論」①

引き続きアダム・スミスについて学んだことを。 前回記事はこちら アダム・スミスはいつ生まれてどんな人だったか? - 脳内ライブラリアン 前回では社会的背景とアダム・スミスの生涯について簡単に書きました。 以前書いた通り“見えざる手”という言葉が市場…

アダム・スミスはいつ生まれてどんな人だったか?

先日第二子が生まれたので更新はゆっくりになりそうです。コロナの関係で出産時含めて全然会えないので、まだ実感がしっかりわきません。会うのが楽しみです。 最近経済思想史の入門書を読んで 1700年代の人から色々と興味のある哲学や経済史を学んでみよう…

読書術について書かれた本をまとめてみる②

前回に続いて読書術の本紹介をします。 「知識を操る超速読術」Daigo 「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑 「読書の技法」 佐藤 優 前回記事はこちら 読書術について書かれた本をまとめてみる① - 脳内ライブラリアン このあたりが3冊がおすすめでしたが そ…

読書術について書かれた本をまとめてみる①

読書術についての本は以前から ちょくちょく読んでいたのですが 自分の読書経験もそこそこに増えてきたので なんとなく自分が正しいなと感じる読書術と そうでない読書術がわかれてきました。 そこで、今まで読んだ読書術本をまとめて おすすめを紹介してみ…

より良いアイディアを職場で生み出すには?「ORIGINALS 誰もが『人と違うこと』ができる時代」

職場において 「もっとこれをこうしたら仕事が楽になるなあ」と改善したいことや 問題が生じて「どうしたら同じことが起きないようになるだろう」と 思った際に、提案が常に必要とされます。 また、医師としてどのようなキャリアを歩むか考えるときに 「今の…

アートとサイエンスは対立しているのか?「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか 山口周著」

読みたい本は結構溜まってきているのですが コロナ感染を少しでも防ぐために車通勤にしているもので オーディオブックしかできないんですね。 家と職場では読む時間もかなり限られるので。 なので、愛用のオーディオブック.jpにて本を買ってますが 本が限ら…

瞑想アプリ「headspace」で10日間マインドフルネスをやってみた

以前紹介した瞑想実践アプリ「headspace」ですが Basicsコースの10回分が終わったので実感含めた感想を書いてみます。 前回記事はこちら 瞑想アプリ「headspace」を始めてみた - 脳内ライブラリアン 体験期間について補足しておくと 一週間は無料体験期間で…

瞑想アプリ「headspace」を始めてみた

コロナの話が多い中、何かと自粛で外出できない日々ですが 以前から気になっていたマインドフルネスを教えてもらえるアプリ 「headspace」を試してみました。 いろんな本に書いてある割には意外と記事がなかったので書いてみます。 そもそもマインドフルネス…

『ソーシャル物理学 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学』 アレックス・ペントランド著

データ解析について色々ネットで調べていたときに たまたま紹介されていた本ですが面白かったので紹介します。 題名は 『ソーシャル物理学 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学』 文庫 ソーシャル物理学: 「良いアイデアはいかに広がるか」の新し…

ユヴァル・ノア・ハラリ大先生の3部作を読んで

通勤中にオーディオブックを聴いているのですが 数年前に買った「サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ著」 にかなりはまりまして 何度か聞きこんだあと、続編「ホモ・デウス」続々編「21 lessons」と 出るたびに即買いしてました。 最近「21 lessons」ま…

約1年間独学で統計学に取り組んできた結果と反省

1年ほど前の3月頃、休暇をとっていた際に 統計検定なるものをみつけました。 当時も何を将来的にやろうか迷っていましたが 社会医学や公衆衛生学にも興味があったので これをやってみよう、と思い統計学の勉強に取り組み始めました。 ただ当然ながら医師とし…

他人からの評価が気になる人へ

最近随分と心理学系統の本で読んだものも増えてきたので 時折、色々まとめて自分なりの意見を書いてみようと思います。 口調が丁寧語じゃないものになってますが、、とりあえずこんな感じで。 今回は“他人からの評価”ということについて。 人からの評価が気…

思わず不幸自慢をしたくなったら②

昨日記事を書いた後、また夜中に仕事で呼ばれました・・・。おかげさまで翌日も熱っぽいし、もう限界だー!と思いつつ引き続き昨日書こうとしたことを書いていきます。 2、自分のやりたいことをやっているか 自分が大変な思いをしてて不幸だ、というのはひと…

思わず不幸自慢をしたくなったら

昨日は当直で今日も一日中仕事、長い時間かけて車で家に帰って食事もなし、、、さすがに疲れました、、 そんな時は正直愚痴の一つでも垂れたくなりますしなんて辛いんだろうと人に不幸自慢をしたくなるところですがやたらめったら「自分は辛いんだ」と人に訴…

ブログを書くことを習慣づける方法②

引き続き『僕たちは習慣でできている』より引用していきます。 『STEP 20 毎日やるほうが簡単』『STEP 21「例外」を即興で作らない』 これは確かにな、と納得させられた方法です。著者によれば『意識を呼び出さず、「ほとんど考えずにする行動」』それが習慣…

【書評】脳が認める勉強法 ベネディクト・キャリー著 花塚 恵訳

勉強法の本というと常に本屋で平積みにされているくらい多くあって かつ人気の本ですが、この本は他の勉強法の本とは「科学的根拠」という点で 一線を画しています。 勉強法の本では例えば「東大生の認める~」「ハーバード大卒の~」 「起業して~万円稼ぐ…