脳内ライブラリアン

読書した本や学んだことをまとめつつ記事に。職業は医師なので医療絡みがメイン。

神経伝導検査の備忘録1

今回は医学専門の話です。

最近ようやく末梢神経伝導検査の勉強を始めました。

難しい本が多すぎて正直物理とか数学とか苦手な人間には

疲れる本が多すぎてよくわからなかったのですが

「神経伝導検査必携ハンドブック 長谷川修 著」が非常に分かりやすくて

良い気がしてきました。

 

というわけでそれを(さらに簡素に)まとめ直しながら

備忘録としていきたいと思います。

クオリティはかなりアレなのでまたいつか再度まとめ直します。

間違ったこと書いてあるかもしれませんのでご注意を。

 

1ー1 神経伝導検査の目的

 

まずは何のためにNCVをやるのか。

 

・末梢神経に異常があるのかどうかの診断

脱髄なのか軸索変性なのかの鑑別

・予後評価

 

主にはこの3点です。

 

1ー2 何の神経を調べるのか

 

尺骨、橈骨、脛骨、浅腓骨が代表的です。

それぞれ運動神経および感覚神経を調べます。

 

1ー3 その神経に対して何をするのか

 

運動神経の場合は

刺激電極で神経を刺激し、対応した筋肉に発生する電位をみます。

ここで発生する電位をCMAP(complex muscle action potential)といいます。

 

感覚神経の場合は

刺激電極で神経を刺激し、対応した部位に発生する電位をみます。

ここで発生する電位をSNAP(sensory nerve action potential)といいます。

 

 

1ー4 どんな値をみるのか

電位の波形と振幅(amplitude)、潜時(latency)と伝導速度をチェックします。

実際検査で出てくる結果は大体こんなものがみられますね。

 

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・波形と振幅

縦軸の値を振幅とします。

波形は持続時間が長いとより横に長く広がります。

 

・潜時(latency)と伝導速度

要は波形が出てくるまでの時間のこと

ある2点で潜時のずれとその2点の距離を調べることで速度が割り出せます。

 

まずは基本的な話でした。

続きはまた後日。