脳内ライブラリアン

読書した本や学んだことをまとめつつ記事に。職業は医師なので医療絡みがメイン。

人を変えたいと思ったときにどうするのか? 対人関係をよくするために③

前回の記事ではまず自分の価値観に気づくこと、認めることを書きました。

ただ自分が気づいたところで変えられないことっていうのもあると思います。

 

例えば、こどもに勉強してほしいのに勉強してくれない!

というのはよく出される例

自分の価値観:勉強していい大学にいって良い給料の職業についてほしい

       だから今勉強してほしい

これに基づいて「ちゃんと勉強しなさい!」とこどもに言うわけです。

まあ自分がこどもの時のことを思えば、、、こう言われてやりませんよね笑

 

これはいくら自分の価値観を変えたところでやってくれないと

こどもが困ってしまうわけで、それは結局心配になってしまうし解決しません

 

そんな時に役立つのがアドラー心理学で提唱される”課題”という考え方です。

 

5、自分の課題と相手の課題を分離する

自分の課題、相手の課題とはなにか

 

課題というのはアドラー心理学の考え方である問題に対し

その人が責任を引き受ける問題のことを”その人の課題”と言います

 

ちんぷんかんぷんですね

 

例えばこどもの例でいえば、勉強しなかった場合最終的に

困るのは誰でしょうか

 

先生に怒られるかもしれない、親が残念に思うかもしれない

今後いい点が取りにくくなるかもしれない、いい仕事につけないかもしれない

そういった責任を取ることになるのは他ならないこども自身なのです

 

アドラー心理学ではこういったことはこども自身の課題と考えて

介入することは勧めません

 

なぜなら勧めたところで反感を買うだけだからです

 

なんなら勉強をせずにほかの事(スポーツや芸術)に没頭するなら

それはそれで良いのです

 

そうはいっても将来のこともわからないのだから

よくわかっている親がきちんと勉強して将来安定するようにさせてあげるべき

なんじゃないの?

という意見はごもっともなのですが

 

じゃあこどもの興味や関心、やりたいことを無視して勉強を押し付けるのか

 

そもそもなんで勉強をしないの

勉強っていってもいろんな科目があるけど何が嫌なの

将来何がしたいの

ほかに今何に興味があるの

 

こういった今の状態を本当に理解せずにただ相手の課題に介入することは

やはり効果を生まないでしょう

 

ということで相手と意見がぶつかったときは

その問題をそのままにしたとき責任を引き受けるのは誰なのか

をよく考えてみましょう

それが自分でなかったときは相手の意見や主張によく耳を傾けましょう