脳内ライブラリアン

読書した本や学んだことをまとめつつ記事に。職業は医師なので医療絡みがメイン。

人を変えたいと思ったときにどうするのか? 対人関係をよくするために①

人と意見がぶつかったり、言いたいことが言えず悲しい思いをしたり

対人関係の悩みは誰しも抱えているものだと思います。

 

自分もここ最近の生活の中で職場でも私生活でも散々悩んだりしたことがありました。

と書くと重苦しいのですが職場に関してはさほど悩んでたわけではありません笑

職場ではほかの人同士が仲悪くなったりとかですね。

なんでうまくいかないんだろうなあ、、と考えながら見てました。

私生活はまあ・・・色々悩みましたが笑

 

書店に行くとそういった関係の本がいっぱい並んでいて

「悩みがふっと軽くなる」とかついつい惹かれる文句が書いてありますが

色々本を読んで実践してみた結果、そんなに簡単に悩みは解決しない

って思いました。

 

ただ、それでもそういう本が意味があるのは時間はかかるけれど少しでも

自分が成長できるというところだと思います。

既に流行したのは少し前になるかもしれませんが

アドラー心理学NLPアサーションといった対人関係の心構えの本を

何冊も読んできたので少しでも対人関係の悩みを減らして前に進むために

まとめていこうと思います。

 

 

 

その1、人が変わるには内発的動機しかない

人と意見がぶつかったとき、もしくは自分が悲しい思いをしたとき

「相手がこうだったらいいのに」と思ったり

「なんで思った通りにしてくれないんだ」と直接怒ってみたり

したことはないでしょうか

 

例えば、

暇な休日に家事をしない夫に「なんで掃除とかしてくれないの!!」

と怒ってみたり

勉強しない子供に「ちゃんと勉強しなさい」

と言ってみたり

職場で遅刻を繰り返す後輩に「ちゃんと時間通りに来いよ」

と注意してみたり

 

至極自然なことではあるんですが、果たして本当にこれで状況は好転するんでしょうか

 

ここで一度自分が変わってほしいと思っている人を思い浮かべてください 

その人から

「そういうとこがダメなんだよ。もっとこうしろよ。」

「これはこう決まってるから、こうしてよ。」

とか言われたらどうでしょうか。言われたとおりに変わりますか?

 

多分変わらないですよね。

同じことだと思うのですが、よほど無条件に尊敬する相手でない限り、人間は外発的な動機では変わらないと思います。

むしろ心を閉ざして頑なになってしまう。

 

変化するというのはその人にとって自分を否定するかのように感じることもありますし、変化すると何か悪いことが起きるかもしれないという不安が本能的につきまといます。

 

このあたりは「相手を変える習慣力 三浦将」の導入部分に記載があります。

参考文献はあとでまとめて掲載します。

 

じゃあ、どうするのか。

内発的動機に働きかけるしかないです。

これはいわば相手次第なので変わるかどうかはわかりませんが

残念ながらこれしか方法がありません。

 

大事なのは相手を変えようとするのではなくて

自分を変えることで相手との関係性を変えて

相手が自発的に変わる(内発的動機)のを待つことです。

 

そのための手段となるのが今後紹介していく考え方や本になります。

 

その2、アドラー心理学アサーションNLP?それって何?

今回のまとめを作るにあたって参考となった文献たちですが

主に上の3つの考え方から来ています。

どれも共通する要素がありますがそれぞれ人間関係を考える上で

非常に有効なヒントになります。

 順番に紹介してみましょう 。

 

アドラー心理学

 オーストリア出身の精神科医、アルフレッド・アドラーによる心理学で

心理学と言いながら、いかにして生きるべきかという哲学に近いような学問になっています。昨今日本でも脚光を浴びていたので有名になったかもしれませんが、フロイトユングと並び、心理学領域では三大巨頭と呼ばれます。

 

参考とした本は「嫌われる勇気 岸見一郎著」「幸せになる勇気 岸見一郎著」あたりでしょうか。世界で累計350万部売り上げるベストセラーとなってます。非常にわかりやすくアドラーの教えを解説してくれており、目から鱗の落ちること間違いない良書です。

 

アサーション

アサーション」や「アサーティブな伝え方」など名詞や形容詞として使われますが

「自分も相手も大切にする自己表現の仕方」として取り扱います。

人に何かを伝えるときに自分の気持ちと相手の気持ち両方を取り扱う方法を解説しています。

もともとアサーションという用語はWolpeという精神科医が1958年に神経症の治療として不安に対して、それを抑える逆制止ができるものとして弛緩反応(リラックスすること)、性反応、アサーションの3つを挙げました。その後、Andrew Salterというアメリカの精神科医が子供時代のしつけで過度に抑制的になっている当時の人々に対し、アサーション(自分を抑制しすぎず、相手にも配慮して言いたいことを伝える)の必要性を説き、有効なコミュニケーションとして広がっていったものです。

 

主な本としては「アサーション入門 自分も相手も大切にする自己表現法 平木典子」。非常に読みやすく良かったです。

 

NLP

Neuro(神経の)Linguistic(言語の)Programing(プログラミング)という意味の略語であり、これもコミュニケーションの実践手法として提案されている方法です。

 

「Neuro=五感からのインプット・経験」が「Linguistic=ことば」によって「Programing=プログラミング」されることを前提として、コミュニケーション方法を考える手法です。催眠療法心理療法スペシャリストがいかにして無意識に働きかけるのかを研究した結果生み出された方法論とされています。

 

「マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション 山崎啓支」が入門書として読みやすかったように思います。

 

上記の3つをヒントにして今後まとめていきます。②に続きます。